20040918
平成16年9月18日 曇り 雨

光石登山口 4:33 -- 八丁小屋 5:26 ---三嶺山頂 (9:02-9:13) --三嶺ヒュッテ(9:20-9:38)--三嶺山頂 (9:45-9:50)-- 西熊山 (11:04-11:27) ---お亀岩 11:46 --- 天狗峠 12:27 --- 天狗塚山頂(12:44-13:11)-- 天狗峠 13:22 -- お亀岩 (14:04-14:23) ---八丁小屋 16:07--- 光石登山口 16:56

8-9月に襲来した台風16号、18号の暴雨風やその間の集中豪雨などで、大きな災害を受けた西熊渓谷上流部へ入ってみた。八月二十一日来たときとは全く谷の様相が変わっていた。

八月二十一日来たとき、既に、ヒカリ石登山口からの整備された渓谷沿いの登山道でも、途中崩れたところや、陥没したところがあったが、更に風倒木などや 登山道の浸食が増えていた。

八丁ヒュッテで、曇り空ながらようやく明るくなって、ヘッドランプをしまう。

フスベヨリ谷へ入ると、沢に流木など多くなってくる。沢沿いの登山道は流出しているところが出てくる。

カンカケ谷手前の左岸への橋(ワイヤー補強橋)は 少し高いところにあるせいか 無事だった。

沢に堆積した土砂がどんどん削られていく様子が、川筋に掘られた浸食の痕で分かる。

流木が溜まり、川筋が変化している。
木々に付けられた水流痕で、最大時の水流がここまで来たのかと驚く。

ヌスビト岩の標識は無事だった。また支流ヌスビト沢に架けられた橋も無事だった。
しかし それ以外の橋(フスベヨリ谷の本流で五カ所)は流失していた。

ここを過ぎると土砂の堆積がぐんと増え 沢が土砂で埋まっていた。登山道も一部をのぞき ほぼ埋没していた。

幸い フスベヨリ谷の本流は水流が少なくて、徒渉は楽に出来たのだが、沢筋は 崩壊岩や土砂が まだ落ち着いていない箇所もあって、危なそうな箇所は 無理して沢沿いでいくより、適当に、左岸や右岸の高捲きルートに入り、縦横に付けられている獣道を 積極的に利用させてもらう。

土石流発生沢の合流点付近から見上げると 物凄く切れ込んでいて 不気味な感じがした。

この合流点の上にでると 久々に 登山道に出た。あとは 普通に稜線に でて三嶺山頂へつく。

三嶺山頂9:10 「14.1度 6m南風 ガス。何も見えない」

三嶺ヒュッテに立ち寄る。こちらは台風被害はなかったようで健在だ。

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