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令和5年1月15日三嶺(1893)

★令和5年1月15日概念図 記録 写真




令和5年1月15日 三嶺(1893)

【日時】令和5年 2023年1月15日

【天候】曇り 一時 小雨

【コース】菅生 三嶺(1893) 菅生

【記録】

いやしの温泉郷 発 3:27 --- 林用作業小屋跡 5:43 --- 1791m標高点 8:41 --- 菅生下山口標識 9:36 --- 三嶺ヒュッテ 9:43 --- 三嶺山頂 (10:19-10:39) --- 縦走路途中引き返し 10:46 --- 三嶺山頂 (10:57-10:59) --- 三嶺ヒュッテ (11:14-11:35) --- 菅生下山口標識 11:40 --- 1791m標高点 12:06 --- 林用作業小屋跡 13:09 --- いやしの温泉郷 着 13:51

【祖谷トンネル】

このところ 暖かい日々が続き 高温の雨も降ったりして、深夜の 祖谷トンネルの気温は10度。

12月に まとまった降雪があった 奥祖谷も すっかり雪が融けている。

【蜘蛛の糸】

未明 雨は上がったものの 濃い濃霧につつまれた いやしの温泉郷。

出発準備をしていると 灯りに誘われて 小さな虫が飛んできた。

すっかり 雪のない登山道を登り始めると ヘッドランプに照らされて 目の前にスッと現れる 登山道を横断する 蜘蛛の糸。

暗闇のなかに 所々 張り めぐわしてある蜘蛛の糸。虫が動きはじめた 証拠だろうが この時期としては 珍しい光景だ。

【手強い 残雪】

標高1200mすぎて ようやく所々に 残雪を見かけ、標高1400mからは雪の上を歩く箇所も出てきて、標高1500mくらいからは登山道の雪が繋がり 急に残雪量も 増えてきた。

ただし 残雪は 雨で 水分をたっぷり含み グショグショで 支持層なく ズボズボと 深く潜り 歩くには とても始末の悪い状態だ。

雪に足を取られて 歩みは ドンドン 遅くなっていく。

標高1600mからは 雪が ますます 多くなってきて 潜り方も大きくなってきたので 標高1700mで スノーシュー装着。

接地圧が 少なくなって 潜りが グッと少なくなったが 重い湿雪での難儀は 一向に 変わらず やはり 進みは遅い。

水中ウォーキングは 適度な抵抗力だが、重量級の湿雪を 踏み分けて進んでいくには ともかく 大変な労力がいる。

気温が上昇して 雨水をタップリ含んだ 腐り雪、なかなか手ごわい。

こうした湿雪は 主に春先に多くみられ 過去 何度も 痛い目にあっているものだが 今冬は まだ1月中旬。

新雪のサラサラの雪にくらべてたら 天と地の差になるものの、雪の変化は 千変万化。

まだまだ 知らない 雪の表情もあるのだろう。

【山頂】

明るくなってからは 曇り空でガスが流れる状態だったが 1791m標高点に立つと ガスが切れてきた。

そのうち 一時的に ガスが切れ 剣山 次郎笈 石立山 など 標高の高い山が 雲海の上に 浮かんで 見えた。

菅生下山分岐から三嶺ヒュッテに立ち寄ると いつも 埋まっているはずの 玄関付近の雪も すっかり融けて なくなっていた。

名頃登山道からの 真新しいトレースあり。

三嶺の池は結氷しているものの 氷表面には 十字形に大きな亀裂。

池周りの 残雪にも 亀裂あり。

うまいことにガスが切れ続け 雲海を眺めて 天候も回復するのかと期待していたら 三嶺山頂 手前で ガスが流れてきた。

三嶺山頂 「プラス3.8度。南西5.8m ガス 流れる。視界なし。ときおり 少し薄くなって 縦走路など ほんの少し見えた。」(累計登頂回数 776回)

念のため 縦走路に向かうが やはり雪質は ズボズボ状態で 支持層なく 潜りが 大きく 進むには 時間がかかり、とても 縦走どころではない。

そのうえ ガスも 一気に濃くなり この雪質の状態を 考えたら 北西尾根などの 下降も やめておいたほうが 無難だ。

あっさり 縦走を断念し また三嶺山頂に戻り 三嶺ヒュッテへ向かい 少々休憩したあと 無理せず もと来た道で 戻る。

途中 小雨が 一時的に パラパラ降ってきたが いやしの温泉郷につくころには 雨が止んだ。

この日は 足跡があったものの 誰にもあわなかった。

2023 令和5年1月15日現在
累計山行日数 2013日(内 四国 1623日)

【動画】

https://youtu.be/Bhr8dDEB0Fs



【写真】

flickr
https://www.flickr.com/photos/shumiyama/albums/72177720305277052

ヤマレコ
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-5097605.html

YAMAP
https://yamap.com/activities/21997074

【APRS】

2023年1月15日 APRS(Automatic Packet Reporting System)

APRSは 山中の登山者の現在位置を リアルタイムで 地上側で パソコン・スマホのグーグルマップ上にて閲覧でき、山岳遭難対策には きわめて 有効なシステムです。

ただしアマチュア無線家の皆様によって運営されていて アマチュア無線従事者の資格と アマチュア無線局の開局免許が必要となります。
今回も アマチュア無線位置情報システムAPRSネットワークを しっかり使わせていただきまして、多くのアマチュア無線家のみなさんには 大変お世話になり ありがとうございました。


「 JJ5MDM-7 」 アマチュア無線の電波
http://aprs.fi/#!call=a%2FJJ5MDM-7&timerange=86400&tail=86400
アマチュア無線の電波をつかうJJ5MDM-7 
今回 2台とも順調。


「 JJ5MDM-5 」携帯電話網ネット接続環境からスマホアプリ「APRSdroid」使用。今回順調。
http://aprs.fi/#!call=a%2FJJ5MDM-5&timerange=86400&tail=86400


「 JJ5MDM-7 」と「 JJ5MDM-5 」を 同時に表示
http://aprs.fi/#!mt=roadmap&z=11&call=a%2FJJ5MDM-7%2Ca%2FJJ5MDM-5&timerange=86400&tail=86400/


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IBUKI.run 活動ログLIVE配信 2023年1月15日



https://ibuki.run/
リアルタイムに現在位置を表示公開。

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【気象】


令和5年1月15日 午前9時 地上天気図


令和5年1月15日 午前9時 500,300hPa高層天気図


令和5年1月15日 午前9時 850,700hPa高層天気図


令和5年1月15日 レーダーアメダス合成値(気象庁発表)過去24時間降水量変化:動画 (国際気象海洋株式会社)





短期予報解説資料





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    令和5年1月15日第一版

    ご注意
    この登山道は十分には整備されていません。険しい山道が続いています。
    気象条件やあなたの技量と体調をよく考えて、適切な装備を準備した上で、くれぐれも慎重に判断し自己責任で行動してください。
    自然へのインパクトを出来る限り少なくするよう心がけましょう。


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