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矢筈山(1848) 石堂山(1636) 白滝山(1526)

★平成28年1月2日概念図 記録 写真



平成28年1月2日 矢筈山(1848) 石堂山(1636) 白滝山(1526)

【天候】曇

【記録】

木地屋橋 7:20---矢筈山(11:44--12:22)---石堂山(13:36-13:57)---白滝山 (14:42-15:00)---石堂神社 15:42--林道大惣線登山口 (16:07-16:13)---木地屋橋 16:22

【山頂】

矢筈山 山頂 「-2.0度 西4.7m ガス 視界なし。雪少ない」(累計登頂回数 143回)

石堂山 山頂 「1.1度 西3.9m 曇 ガスがとれて 矢筈山 天狗塚見える」(累計登頂回数 95回)

白滝山 山頂 「1.9度 西3m 曇。雪少ない 三角点露出 」(累計登頂回数 59回)

【APRS】



2016年1月2日 APRS(Automatic Packet Reporting System)

今回も アマチュア無線位置情報システムAPRSネットワークを しっかり使わせていただきまして、多くのアマチュア無線家に お世話になり 感謝です。

趣深山 コールサイン 「 JJ5MDM 」

使用機器 YAESU FT2D

位置情報は 以下URLで 閲覧できます。

http://ja.aprs.fi/

http://aprs.fi/#!call=a%2FJJ5MDM-7&timerange=3600&tail=3600


【動画】

https://youtu.be/B28E-0cD8HU




【写真】

flickr
https://www.flickr.com/photos/shumiyama/albums/72157660751031783



ヤマレコ
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-789463.html


つるぎ町一宇


木地屋橋 新雪


一宇林道


この林道終点は 昨年から 延伸されてなかった。


片川沿いに進む 大雪の年は難渋するところだが 雪が少ないので問題なく進める


2連橋 ここも 大雪の時は 橋がキノコ状になり 大変危険な状態で スノーブリッジで 渡渉するほうが 安全確実になる。

もっとも 大雪の時  2連橋経由は 南面の捲き道で積雪状態によっては 南面斜面が デブリで埋まるところもあって さらに大高捲きしなければならなくなるところが出てきたりする。

大雪の時は 片川右岸沿いに進むコースのほうが 雪崩リスクが少なくて済む。


2連橋をわたらずに 一連橋を渡ろうとしたら 落橋。
そういえば 昨年 橋下に大きな流木がはさみ込んでいたと思ったら 橋桁が流されていた。


流されないようにするには もっと 高く設置するしかない。


雪道


小さな尾根に出る ここで 2連橋経由の道と合流


だんだん雪が深くなってくる


動物の足跡が ずっとついている。


ふりかえる


まだ 雪は少い 


完全に埋まっていない。 底まで潜るので 結構 時間はかかる。


縦走路に出る


矢筈山頂も見えてきた


矢筈山山頂 北側 雪庇の発達が大きいところ 不安定な雪庇だととても危険。

大雪の冬 積雪状態によっては とても危くなり、ルートを 樹林帯に選択するときもでてくる。


定点観測地点


縦走路


この凹部 平年並みの積雪状態では 雪で完全に埋まってしまうのだが 今冬は 雪が少なく へこみがそのまま。


山頂近づく


山頂近づく


山頂 三角点が露出


山頂


再び 北側稜線


雪 少ない縦走路


この 二重稜線の 凹部も雪がたまるところだが 雪が少ない




矢筈山方面 ガスがとれてきた


水場標識
この標識が埋没するほどの大雪の年もあるのだが 少ない


水場標識


石堂山 山頂


矢筈山 天狗塚を見る


五号標識 棒だけになっていたのに 標識が取り付けられていた


矢筈山を振り返り見る


矢筈山を振り返り見る


片川方面


お塔石標識


お塔石 


石堂山山頂を振り返り見る


ここも 雪で埋まるのだが 露出


矢筈山を振り返り見る


矢筈山を振り返り見る


矢筈山を振り返り見る


津志嶽


標識


矢筈山を振り返り見る


石堂神社への分岐


白滝山山頂
山頂標識 腕木式 の ひとつが折れている

これは 多雪による 雪の重みのためと おもわれる。

平年の積雪量は この標識が埋まる程度。

雪が締まって 沈下するときの 力は 強大で ガードレールなども曲げてしまう。

積雪地帯での 腕木式 標識は 腕木が破損しやすい。

多雪地帯では どちらかというと 単純に 垂直に立つ棒状のほうが 雪に強く こちらの採用が多い。


石堂神社 分岐標識に戻る


この南面トラバース 夏道の箇所。 大雪の年などは 雪崩の大量デブリで 通れない。

大雪の時は 稜線伝いに通るしかないだが 雪の少ない今冬 積雪期としては 久しぶりに夏道を 通る。


稜線上でも まだ 雪道が続く










三角点 1335m




石堂神社


石堂神社


神社すぎても 雪はあった


矢筈山を見る


林道に降り立つ


林道の雪は消えていた


矢筈山を見る


ヘアピンカーブ


木地屋橋


【気象】


平成28年1月2日 午前9時 地上天気図


平成28年1月2日 午前9時 500,300hPa高層天気図


平成28年1月2日 午前9時 850,700hPa高層天気図


平成28年1月2日 レーダーアメダス合成値(気象庁発表)過去24時間降水量変化:動画



短期予報解説資料


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  • 【雪深い 矢筈山】

    ■剣山系の山域でも とりわけ 雪深い 矢筈山。
    地味だが雪が多いと かなり手強い山だ。

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    【アプローチ】

    ■つるぎ町からの アプローチの徳島県道 木地屋赤松線 の先、 林道大惣線は、過去の 大雪の時などは、大抵の場合 林道斜面からの雪崩も発生したりしている。

    最終民家を こえて 車で 奥まで入っていたりすると 日中の雪崩で うかうかすると 退路が遮断されたりする危険もある。また ここは 落石も多い。

    大雪の時でも 一番安全策は、除雪サービスされている範囲内 木地屋の最終民家付近で 駐車すれば なんとかなる。

    原則「どんな場合でも 最終民家手前の駐車であれば まず絶対間違いない」

    注(最終民家でも 廃屋でなく 『人が実際住んでいる最終民家』)

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    ■工事などでの 除雪は 都合により 取りやめになることもあり 要注意。

    最終民家手前での駐車という 「安全策」は、今回は とりこし苦労だったかも しれないが 片川沿いの林道は 基本的に 除雪サービスのない林道。

     車がスタックし Uターンもできない状態になれば あれこれ脱出に苦労し、駐車場所も 掘り起こさなくてはならないので、30分ぐらいは すぐ経過しまう。
    手前に駐車して30分歩いたほうが 時間的にも 精神的にも はるかに 余裕ができる。

    ここでは 過去の大雪時 何度も 痛い目に遭った経験で 「羹に懲りて膾を吹く」ぐらい より慎重になる。

    なお冬期間工事中では 工事関係車両が 駐車スペース 作業ヤードなどを占めているため工事関係車両の邪魔にならないよう はるか手前に駐車しなければならない。 

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    【大雪の時の難所】


    ■片川沿いの山道

    急峻な溪谷の中腹を まいて通過する 山道は 大雪のつき方次第で 一気に難所に。
    さらに 大きな 高捲きしたことも過去 何度も。

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    ■橋 片川沿いの橋

    橋の上に 大量の雪がつもり キノコ状態になり どこが 橋本体か まったくわからなくなる。
    わたりながら キノコ雪を 叩き落とすとなると 一気にブロック崩壊しそうで 大変危険。
    こうした時は 橋は諦めたほうがいい。

    うまくいけば スノーブリッジで渡れるか そもそも冬は水量が少ないので 徒渉のほうが 安全確実。

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    ■大雪時は 「2連橋片川 左岸」より 「片川 右岸」のルートをリコメンド

    片川にかかる2連橋を通って 片川 左岸を まいていく 道は 南面で 雪崩が発生する 危険箇所があり 過去何度も デブリを目撃している。
    大雪時、場合によっては 更に高捲きするか・左岸沿いをやめて 「片川 右岸沿いのルート」を選択したほうがいい。

    このところ 大体において 「片川 右岸沿いのルート」を選択。
    この場合 確実に ルートファインディングできることがポイントとなる。

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    ■矢筈山(1848) 山頂北側稜線

    過去 何度も 苦労している箇所で 雪庇 張出しが大きい。

    踏み込まなくても 微妙なバランスで成り立っている 大きな張出しは、近づくだけで一気に ブロック崩壊する場合がある。過去 危険を感じて 風上側の灌木帯に 入ることも 何度もあった。
    雪のつき次第で 特に要注意。

    踏抜き ブロック崩壊 に細心の注意をはらいつつ 慎重に通過 する必要あり。


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    ■白滝山 木地屋下山分岐標識から から 石堂神社 への 下降


    夏道は 分岐から100m すぐ尾根南側を捲いていく ここが 最初の 関門。
    寡雪のときは 夏道は問題なく通過できるが
    大雪の時は南斜面で 大規模雪崩が発生する。

    大雪のときは 稜線どうしで 冬道で 下るのが 大正解。

    大雪の時 稜線を 下りながら 夏道を見ると、
     案の定 斜面全体 雪が いっぱい雪崩れた痕跡が残っている事が多い。





    ●二万五千分の一地図  「阿波中津」「古見」
    トラックログ取得はGarmin GPSmap 60CSx使用
    平成28年1月2日第一版

    ご注意
    この登山道は十分には整備されていません。険しい山道が続いています。
    気象条件やあなたの技量と体調をよく考えて、適切な装備を準備した上で、くれぐれも慎重に判断し自己責任で行動してください。
    自然へのインパクトを出来る限り少なくするよう心がけましょう。


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