「趣味の山歩き ますます深くなる近くの山域」 趣深山 Copyright(c) 2002-2007
[ HOME ] [更新履歴 ] [ G P S ] [ 山行記録 ] [ よもやま話 ] [ リンク ] [ BLOG 趣深山ブログ ]

HOME山行記録 > 牛の背(1757) 天狗塚(1812) 西熊山(1815) 三嶺(1893) 1806P経由  > 平成17年7月2日


無雪期

牛の背(1757)天狗塚(1812)西熊山(1815)三嶺(1893)    

三嶺北西尾根 1806mピーク 経由

徳島県三好郡東祖谷山村 高知県香美郡物部村
ここで紹介している山々は、本州の著名山に比べると、登山道や指導標は未整備です。
それは自然が多く残っていて、この山域のいいところなのですが、この山域では、登山者は自己責任での慎重な行動が求められます。コースタイムはご参考程度にしてください。

☆ 山行記録の編集方針について  もご覧下さい。
●この山域への 交通機関 アクセス
●この山域の地形、地質と気象
剣山山頂の気象(平年値極値)

●二万五千分の一地図  「京上」 「久保沼井」

★概念図  牛の背 天狗塚 西熊山 三嶺 1806P経由 ふるさと林道 阿佐名頃線 経由




●二万五千分の一地図  「京上」 「久保沼井」

★記録

平成17年7月2日 雨


【コースタイム】

西山林道駐車地点出発 8:47 -- 林道阿佐名頃線 登り口 9:03 -- 牛の背 11:05 --天狗塚山頂 (11:35-11:52) --天狗峠 12:06 --お亀岩 12:25 --西熊山 (12:48-12:54) --三嶺山頂(13:49-14:13) --1806mピーク 14:29 --作業道 15:49 --ふるさと林道阿佐名頃線 15:57 -- 天狗峠登山口 16:44--西山林道駐車地点着 16:58

【歩行距離 標高差】

累計歩行距離 19.550km 累計標高差 1770m

【詳細】

このところ 空梅雨で 雨不足が深刻であったが ここにきて 急に大雨になって 警報まで出ていて、さらに 降り続く 未明の大雨で 出かけるかどうか 躊躇う ところであったが、慎重に天気の動向を 見極めたため 出発が遅くなった。

祖谷へはいると 雨は上がっていたが ダムの放流を予告する サイレンが鳴り響き 大雨が 今後予告されるようであった。

西山林道、砂防堰堤付近は 今朝も いつものように工事が行われていた。

土捨て場で駐車し 出発すると ポツポツ雨が降り出す。 砂防堰堤の付近から取り付く。

山道を登り始めると とたん雨が本降りになり 1日ふることになる。

樹林帯を抜けると 風もきつくなり ガスと風雨が続く。 

登山道は大雨で沢状に水を集め  天狗の池は 急速に 拡大していた。

天狗塚 「15.7度 1m ガス 風雨」

コメツツジが丁度 満開だ。

三嶺山頂 「15.2度 4-5m ガス 風雨。一度だけ ガスが切れて瞬間 三嶺ヒュッテが見えた。」

1806m標高点から三嶺北西尾根を下る。

ふるさと林道に出ると どの沢も増水して沢音が大きかった。

駐車地点に戻り 車を動かす頃に 雨は 上がった。

☆コースメモ


●大雨で 林道が 崩れるのではと 心配していましたが この日も いつものように工事関係者が入っており ま 大丈夫だろうと 林道に入りました。
このような天気のもとでは 林道を奥深くはいってしまうと 崖崩れなどの危険性があり 工事関係者が入る 範囲内に止めておかないと 退路が断たれる 可能性があり 要注意です。

●無雪期 獣道コースです。難路が含まれています。未知のルートに挑む 読図力 技術 経験 精神力 体力が必要です。 自然豊かな 獣道を 利用するところがある ルートです。くれぐれも 野生動物と ルートファインディングには ご注意下さい。途中で引き返すにも 大変な労力を 要する場合が考えられます。それなりの準備と 装備 体調 などを考慮し 天候を見定めて 自己責任にて 慎重に 行動することが求められます。

●  ふるさと林道 阿佐名頃線(久保陰工区)は 西山と菅生蔭(いやしの温泉郷)間は開通していますが、 北西尾根付近は 林業作業と 治山工事が行われており 一般車は工事車両の邪魔にならないように しないといけません。

● 取り付きとなった 砂防堰堤付近も 工事中です。
駐車スペースは 大抵 資材や 土砂置き場になっていて 一般車の駐車は 工事の邪魔になり 困難です。
遙か手前か 遙か先の 邪魔にならない 十分に広い 安全な地点で 駐車して あとは徒歩で 行くしかありません。

●獣道コースです。
刻々変わる 獣道に 残置赤テープなどをつけるのは 登山者のルートファインディング能力を低下させ かえって道迷いを 増加させるだけです。
もし テープ類をつけた場合は つけた人が使用後 責任を持って 速やかに回収しましょう。 
この件については赤テープをご覧下さい。

このページの先頭へ


★断面図


2005年7月2日 etrex-legend GPS
●二万五千分の一地図 「京上」「久保沼井」



カシミール(杉本智彦氏作)利用

GoogleEarth

Google Maps

このページの先頭へ


★写真

朝の砂防堰堤 
まだ水量は少ない
天狗の池 
水を集め 面積拡大中
天狗塚山頂 風雨 天狗峠 西山林道下山口 水たまり
三嶺山頂 コメツツジ満開 1806m標高点
沢が増水 東祖谷中学校 付近の祖谷川

このページの先頭へ


★天気図

2005年7月2日 9:00地上天気図 2005年7月2日9:00高層天気図 700hpa 850hpa
2005年07月02日 京上(キョウジョウ)毎正時の観測データ
北緯:33度52.1分 東経:133度54.2分 標高:560m
時刻 気温 降水量 風向 風速 日照時間
mm 16方位 m/s h
1 19.8 無し 風弱く   無し
2 19.8 8.5 風弱く   無し
3 19.9 4.0 風弱く   無し
4 19.8 2.5 風弱く   無し
5 20.7 13.0 風弱く   無し
6 20.9 0.5 風弱く   無し
7 20.8 2.0 北北東 1 無し
8 19.3 1.5 北東 1 無し
9 19.3 無し 風弱く   無し
10 19.4 1.5 風弱く   無し
11 19.6 9.5 西 1 無し
12 20.1 4.5 風弱く   無し
13 20.0 2.5 風弱く   無し
14 20.2 2.0 風弱く   無し
15 20.1 3.5 風弱く   無し
16 20.7 2.5 風弱く   無し
17 20.6 無し 風弱く   無し
18 20.6 無し 風弱く   無し
19 20.6 無し 風弱く   無し
20 20.4 0.5 風弱く   無し
21 20.4 0.5 風弱く   無し
22 20.2 無し 風弱く   無し
23 20.2 無し 風弱く   無し
24 20.3 無し 風弱く   無し
気象庁提供 http://www.jma.go.jp/JMA_HP/jma/index.html

このページの先頭へ


★雷

この日 一番 注意しなければと思っていたのは 雷でした。
幸い 近くの雷鳴を 聞くことはありませんでした。



STNet雷情報 雷さんだー より引用
http://www.stnet.co.jp/it/kaminari2.html

雷 のページもご覧下さい
かみなりさんだー
http://thunder.stnet.co.jp/raiinfo/index.html
四国の雷情報
http://www.stnet.co.jp/it/kaminari2.html

平成17年7月2日第一版

ご注意
この登山道は十分には整備されていません。険しい山道が続いています。
気象条件やあなたの技量と体調をよく考えて、適切な装備を準備した上で、くれぐれも慎重に判断し自己責任で行動してください。自然へのインパクトを出来る限り少なくするよう心がけましょう。

http://www.lnt.org/

「趣味の山歩き ますます深くなる近くの山域」 趣深山 Copyright(c) 2002-2007
[ HOME ] [更新履歴 ] [ G P S ] [ 山行記録 ] [ よもやま話 ] [ リンク ] [ BLOG 趣深山ブログ ]

HOME山行記録 > 牛の背(1757) 天狗塚(1812) 西熊山(1815) 三嶺(1893) 1806P経由  > 平成17年7月2日

http://shumiyama.web.fc2.com/
「趣味の山歩き ますます深くなる 近くの山域」 趣深山
Copyright(c) 2002-2007  趣深山 All Rights Reserved
サイトポリシー
ご意見 ご感想 お問い合わせ など お待ちしてます。 

このページの先頭へ

inserted by FC2 system